更級日記の解説

アゴラ日記 4
ある女性に、夜間、あんなに街灯をつける必要だろうかと話しかけた、Γあんた、なに言ってはるの、街灯なかったら、痴漢に増えて、大変なことになりますよ。夜も明るい方がよいのです」 これは今の日本の常識です。誰でも街灯は必要だと考えます。確かに夜間...

アゴラ日記 3
原子爆弾が 1945年(昭和20年)8月6日 午前8時15分。広島に、同年8月9日 午前11時2分 長崎に、おとされた。広島は上空600メートル、長崎は500メートルで炸裂。いずれもパラシュートで落下された。爆撃機は炸裂するまでに山影に逃げ...

アゴラ日記2
過去 早朝の出勤時、駅で下車、ビルの建ち並ぶオフイス街に入る。見慣れない光景。スーツ姿の社員らしい人たちが火はさみとビニール袋を持ち、植え込みや溝にあるごみ拾いをしておられた。社会貢献ご苦労さんと思った。ところが、一人だけ、威厳のある男性が...

アゴラ日記
過去・現在・未来それぞれの思いを書き留めたい。 過去 帰宅を急ぐ通勤列車の車内 かなり混雑してた。前の方に優先席と表示された席があります。高齢者や身体に不自由な方々のために設置されてることは誰でも知ってます。しかし、車内は通勤者で混みあい高...

宿題・エンドレステストは教育虐待
宿題は必要なのか 日本の学校では家庭に帰らせる。ほっておいたら遊びくせがついて勉強しなくなる。そう考える保護者や先生方が多い。特に、夏休みなど長期休暇前には山のような課題・宿題を持ち帰らせる。読書感想文はつきものである。大人たちはなんの効果...

富士山・田子の浦・大井川
本文 からうじて越え出でて、関山(せきやま)にとどまりぬ。これよりは駿河(するが)なり。横走(よこはしり)の関のかたはらに、岩壺(いわつぼ)といふ所あり。えも言はず大きなる石のの四方(よほう)なる中に、穴のあきたる中より出(い)づる水の、...

足柄山
本文 足利山(あしがらやま)といふは、四五日かねておそろしげに暗がりわたれり。やうやう入り立つ麓(ふもと)のほどだに、空の気色(けしき)、はかばかしくも見えず、えも言わず茂りわたりて、いとおそろしげなり。麓に宿りたるに、月もなく暗き夜の...

隅田川・にしとみ
写真は今の隅田川から見える景色です。孝標女が見ると変わりように驚かれるでしょうね。本文 野山蘆萩(あしおぎ)の中を分くるよりほかのことなくて、武蔵と相模との中にいて、あすだ川という、在五中将(ざいごちゅじやう)の「いざ言問(ことと)はむ」と...

竹芝の伝説 訳
訳 太井川を渡って武蔵の国にはいった。とりたてて気を引きつけるような景色ではない。海辺も白い砂浜ではなく泥土のようで、紫草が生えていると聞いた野も葦・萩ばかりが高く伸びていて、あたりの景色は何も見えない。馬の乗った人の持つ弓矢の先が見えな...

竹芝に伝わる伝説
本文 今は武蔵の国になりぬ。ことにをかしき所もと見えず。浜も砂子白くなどもなく、こひぢのやうにて、むらさき生(お)ふと聞く野も、蘆萩(あしをぎ)のみ高く生ひて、馬に乗りて弓持たる末見えぬまで高く生い茂りて、中をわけ行くに、竹芝(たけしば...