ある女性に、夜間、あんなに街灯をつける必要だろうかと話しかけた、Γあんた、なに言ってはるの、街灯なかったら、痴漢に増えて、大変なことになりますよ。夜も明るい方がよいのです」
これは今の日本の常識です。誰でも街灯は必要だと考えます。確かに夜間の犯罪増えるかもわかりません。泥棒さんも、夜、活動しますよね。今では宇宙飛行士さんが夜の日本列島を映した写真を見ると、日本列島全体が明るく映しだされてます。
平素からお世話になっている女性です。生活になやみを持っておられる方々の相談に乗っておられれ尊敬を集めておられます。親切で優しい方です。そうですね。そのとうりですね。とても反論出来ません。
電気には重さがありません。電線を伝わってエネルギーをどんどん届けてくれます。。光や熱、動力として届きます。とても便利です。生活を便利に明るくします。電気の使用はどんどん増えます。
電気は発電所でつくられます。大部分は火力発電所で作られてます。多量の化石燃料を使用します。その化石燃料は日本では殆ど海外に依存してます。輸入品です。しかも、地球温暖化ガス、二酸化炭素を多量に排出します。困ったものです。
ある大国の大統領、世界一強い国にするんだ。そのためにΓ掘って掘って掘りまくれ」宣言されてます。しかし、化石燃料は長い地球の歴史の中で、地下に蓄えられたものです。いくらでも無限にあるものではありません。いつか、なくなります。我々の子孫が直面します。
子孫のために、電気の使い方も一人一人考えなければと思う。
過去 自分の子供時代の夜はとても暗かった。それだけに、星空が美しかった。星がたくさん見えた。天の川がくっきり見えた。一番美しいと言われる星座、スバルが良く見えた。夜空を見上げてると、スバルを探したものです。学校で星座表がわたされ、あれがオリオン座、ひしゃくの形をしたホクトウ七星、あのひしゃくの5倍先にあるのが北極星。こぐま座、大熊座、さそり座と見上げるのが好きでした。月が出ると、明るくなった。寝かされるまでの間、近所の子供が集まり、かげ踏みごっこ遊びなどもしたものです。
月は無くても、星空でも、結構明るかった。自転車で走っても道路を踏み外すことはなかった。当時は自転車にランプがつくようなものはあったが少なかった。無灯でした。空が曇っていたら暗黒で何も見えず恐ろしい思いをしました。小学生の時、親戚まで使いに行き、帰り暗くなった。小雨も降りだし急いで暗い道を自転車で走っていた。遠くに墓場があった、その上を、薄い光が動いていた。今頃、誰かいるのかなと思った。しばらくして、あれは人魂ではないかと思い怖くなり急いだ。今だに忘れることはない。当時、人だまを見た人はかなりおられよく話を聞いた。
今から1000年前に書かれた更級日記に人だまの記述があります。源氏物語にも暗やみにもののけが現れ命を失った姫の話があります。ゆうがおです。もののけ、ゆうれい、おばけ、怪談、キツネにばかされる等、意外と人々を楽しませ倫理観をつくりました。
坂本九さんのヒット曲。
見上げてごらん夜の星を、小さな星の小さな光が、ささやかな幸せな歌ってる。
見上げてごらん夜の星を、ボクらのように名もない星が、ささやかな幸せを祈ってる。
手をつなごうボクと、追いかけようゆめを、二人なら苦しくなんかないさ。
続いて、上の二行を繰り返します。これは、弱い立場の人々を励ます応援歌です。愛の歌です。
7月7日、うっとしい梅雨があけました。七夕まつりは子どもたちにとって楽しい伝統行事です。天の川をはさんで、輝く、織り姫とひこ星の話です。こと座の一等星ベガが織り姫、わし座の一等星アルタイルがひこ星です。ササに願いを書き、飾りつけました。だんだんすたれてきたように感じる。
未来 化石燃料を使い果たすと再び美しい星空が見えると思うのですが、人類もほろびる。しかし、人類最後の日という映画を見ると、地球上には何もなく、煙のような汚れた空気と強い風が吹き荒れていた。アメリカ西部の町、ロサンゼルスで大規模な山火事があった。2025年年明けから始まり、ひと月くらい続き1万2千戸の家屋も焼き尽くした山火事です。多数の死者もでた。人為的な気候変動による高温・乾燥・強風だと結論づけられている。終わりの始まりにならなければよいが。
46億年の長い地球の歴史には、いろいろな生き物、生物が繁栄し滅びた。今は人期と呼ばれている。
人類は高度な文明を築いた。今まで、地球が蓄えた資源、化石燃料を使い続けている。また、愚かな戦争を続け、多くの人命を失い街を破壊している。
過去 1000年前に創られた古今和歌集41番 凡河内躬恒(おほしかふちのみつね)作
春の夜の やみはあやなし 梅の花 色こそ見えね 香やはかくるる
春の夜の闇は、筋の通らないことをするよ。(暗やみで花をいくら隠したところで)梅の花は、色こそ見えないけれども、香りは隠れないのだから。