人間の一生を決めるものは何だろうか。現代の学校教育の在り方を考える。写真は地域のスーパーのエスカレータです。良い品物を適正な価格で販売してる人気のある店舗です。来客の皆さん帰りはエレベーターか階段をお使い下さいです。人形は平安時代の姿ですね。いつの時代からかわかりませんが子供さんのすこやかな成長を願った日本の伝統的な行事ですね。
更科日記を残した孝標女と、植物分類学者牧野富太郎には共通点がある。世の中にあるだけの全ての物語を読みたい、読みたいという強い願いと、植物が好きで、好きで全ての名前を知りたいという強い願いを子供のときから持っていたことです。
子供の成長に取って一番大切なことは好きな事をを見つけることだと思う。
文化の進歩により、社会がますます複雑になってきている。しかし、今の学校教育はあまりにも画一的である。全国どこでも学校制度は同じ。学校教育法で何から、何まで決められ守らせる。しかも新しい社会の課題が次々出てくる。それが学校の教育内容に加えられ、授業数の増加、子供たちの学校生活がどんどん忙しくなる。自分の好きなことが見つけられない。当然、ひずみが出てくる。
落ちこぼれ、不登校、自主性の喪失、無気力、いじめ、学級崩壊、あれる中学校、10代の死亡原因トップは自殺者、教職員の健康不良にとる長期休暇の多さ、先が見えない何をしてよいかわからない指示まち、遊びはゲームばかり、読書離れ・・・問題行動の報告が多いですね。これからの社会を担っていく大切な子供の教育について、何ら改善の提案もない。
必要なのはよき師と環境だと思う。孝標女は継母や姉、父親ですね。牧野富太郎は藩の学問所ですね。良き指導者との出会い。後、明治の教育制度ができ、小学校に入学するが中退。この二人をみても、
今の学校制度について思い切った発想の転換が必要ですね。
1、一切のテスト廃止。小中学校の成績を決めるテスト廃止。高校もです。センター試験なんて何の意味があるのか?疑問に思う。テストで人間を評価、選別する時代でない。少子高齢化社会、子供の出生数はどんどん下がってる。昨年度は80万人を切ったと報道されていた。かっては200万人を超えていた時代が続いた。一方高齢者はどんどん増えている。今や未来を担っていく子供は宝物です。一人一人を大切にしていかなければならない。
2、学校校区の廃止。7歳になると義務教育が始まる。進む小学校、担任は選べない。当然学校や担任と合わない生徒がでてくる。今までは我慢してきた。合わない場合、生徒の方に原因があるとされてきた。生徒全体を伸ばせる担任もいた。逆もあった。これからは生徒が学校や担任を選ぶ時代にすべきである。当然先生や学校の校風が大切となり、人気のある先生、学校も出てきてよいのではないだろうか。大切な生徒が主役となる時代です。
教育の改革点二つあげたが、更科日記を読むと、まだまだ見えてくるものがある。